パリオリンピックも大盛り上がり!テニスで怪我をしたらお任せください!
パリオリンピックではすべての選手が活躍し、多くの盛り上がりを見せていました。皆さんの中にも、パリオリンピックで頑張っている選手を見てスポーツを始めようと思った方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、大人気スポーツの1つであるテニスでの怪我についてお伝えしていきたいと思います。テニスを思う存分楽しむためにも、どのような怪我があり、どのような治療が必要なのか、あらかじめ知っておきましょう。
テニスで起こりうる怪我の種類と治療法
テニスで起こる怪我は、適切な理解と対処が重要です。ここでは、よくある怪我とその治療法について解説します。
捻挫
捻挫は、特に手首や足首で頻繁に起こります。関節が通常の可動域を超えて捻れることで発生し、じん帯の炎症と痛みを引き起こします。主な原因は、体重が不自然な角度で関節にかかることです。
治療には「RICE」原則を適用します。
RICEとは?
- Rest(安静)
- Ice(冷却)
- Compression(圧迫)
- Elevation(挙上)
患部を冷やし、テーピングで固定することで回復を促進します。捻挫の予防には、正しいフォームの習得が不可欠です。
腰部のぎっくり腰
腰部や骨盤周辺の組織損傷により引き起こされます。治療には、電気療法やマッサージ、固定などが用いられます。
治療中は以下に注意が必要です。
- 飲酒と入浴を控える
- 中腰やスクワット動作を避ける
- うつ伏せ寝や足を組む姿勢を控える
テニス肘
テニス肘は、肘関節への過度な負担が原因で発症します。テニスプレイヤーに多いことからこの名称がついていますが、他のスポーツや作業でも起こり得ます。
治療法
- 電気療法やマッサージ
- 患部の冷却
- フォーム改善による再発予防
下腿部挫傷(肉離れ)
ふくらはぎなどの筋肉組織の損傷です。治療方法は以下の通りです。
- 電気療法やマッサージ
- 患部の冷却
- 踏み込み動作の回避など
肩関節捻挫
肩の関節周辺組織の損傷です。治療には電気療法やマッサージなどがありますが、治療の期間中は注意すべき行動があります。
- 適切な施術
- 飲酒と入浴の制限
- 重い物を持つことを控える
- 就寝時は患部を上にして横向きで寝る
椎間板ヘルニア
脊椎の椎間板が突出する疾患です。多くの場合、保存療法で改善しますが、重症になると手術が必要になることがあります。専門医の診断が重要です。
肘関節捻挫
肘の関節組織の損傷です。治療には電気療法やマッサージが行われますが、以下の行動には注意しなければなりません。
- 飲酒と入浴の制限
- 重い物を持つことを避ける
- 肘に負担のかかる運動の回避
半月板損傷
膝関節のクッション役である半月板の損傷です。治療には電気療法やマッサージが行われますが、以下の行動は避けましょう。
- 飲酒と入浴の制限
- 屈伸や踏み込み動作の回避
- 一時的な運動の中止
側副靭帯損傷
膝関節の安定を担う側副靭帯の損傷です。治療方針は半月板損傷と類似しており、電気療法やマッサージで治療していきます。
上記の怪我は適切な処置と十分な休養により改善が期待できます。しかし、症状が持続したり悪化する場合は、必ず専門医の診断を受けることが重要です。
まとめ
パリオリンピックの影響でテニスをこれから始めたいと思う方も増えてきたのではないでしょうか?
太尾町整骨院では、テニスが大好きな院長が在籍しています。テニスの怪我や治療法も熟知しているため、安心してご相談していただけます。また、今回ご紹介した怪我以外にも、まだまだ様々な種類の怪我があります。テニスをしていて痛みが発生した場合は、我慢せずすぐにご相談いただければ幸いです。テニスを始めた方、テニスが大好きな方、ぜひ一緒に語り合いましょう!