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2018年6月1日(金)

ふくらはぎ=第二の心臓

 

 

ふくらはぎが第二の心臓と言われる理由

ふくらはぎには二つの役割があります。

一つは、足を動かすためのパワーとしての役割です。

立っている時や、歩いたりする時に必要になる筋肉の一つです。
ふくらはぎの力が弱いと、足が疲れやすくなるだけではなく、腰痛や膝痛などを引き起こす原因にもなります。

さてもう一つの役割は、今回お話する、血液やリンパの流れをスムーズにするための、ポンプとしての機能です。
心臓には新鮮な酸素を含んだ血液を、体の隅々まで送り出す役割があります。

しかし、心臓のポンプ作用は、血液を体の隅々まで行き渡らせることは出来ても、再び心臓まで戻すほどの力はありません。
心臓と同じポンプ機能としての役割を担い、血液だけでなくリンパ液も押し戻す役割を持っているのが、ふくらはぎの筋肉です。
もし、ふくらはぎが硬いと、ポンプ機能が十分働かなくなるだけでなく、筋肉の間を通っている血管やリンパ管を圧迫するようになります。

そうなると「血管では血流が低下」し、「リンパ管ではリンパの流れが悪くなる」という現象が起こります。
それが「冷え」や「むくみ」を引き起こします。

ところで「ふくらはぎをマッサージをした時は、むくみも取れてスッキリするけれど、しばらくするうちにまたむくんできたり、冷えを感じたりする」という声を良く耳にします。

この理由は、マッサージによりふくらはぎの硬さが一時的に改善しても、日常生活を送っている間にまた少しずつ硬くなってしまうためです。
つまり、マッサージをして柔らかくするだけではなく、同時に日常生活でふくらはぎが硬くならないように、気を付けておく必要があります。
また、ふくらはぎ全体のマッサージやストレッチをする前に、凝りなどの硬くなっているところを見付け、先にその部分をしっかりとほぐしておく必要があります。

ふくらはぎが硬くなる原因
1.ハイヒールなどの踵の高い靴を常用している
ハイヒールなどの踵の高い靴は、歩いている間だけでなく、立っている時も常に足先は下向きになっています。

この状態では、ふくらはぎの筋肉は常に短縮した(縮んだ)状態になります。

この状態が続けば、ふくらはぎの筋肉はどんどん硬くなっていきます。

2.立ち仕事や通勤で立っている時間が長い
ふくらはぎの筋肉である「腓腹筋」「ヒラメ筋」は、姿勢保持筋と呼ばれ、立っている時によく働く筋肉です。

立ち仕事をしていたり、通勤で立っている時間が長くなることなどで、ふくらはぎは疲労をします。

これは、肩こりの機序と似ており、次のような経過を辿ります。

*ふくらはぎが常に活動している状態になる
*やがてふくらはぎが疲労してくる
*肩こりと同じようなコリがふくらはぎに出来てくる
*やがてふくらはぎ全体の硬さに広がる

3.立っている姿勢(立位姿勢)が悪い
つま先や踵に体重が偏った立ち方をしていると、ふくらはぎをはじめ、脚の色々な筋肉に疲労が生じてきます。
例えば猫背の姿勢では、背筋を真っ直ぐに伸ばしている姿勢に比べ、ふくらはぎにかかる負担は大きくなってしまいます。

4.精神的ストレス

精神的なストレスは、ふくらはぎに限らず、体の各筋肉が硬くなることに関係します。
その中で特に問題となるのは、長期間ストレスがかかっている場合です。
自分でも気付かないうちに、体の各筋肉に力が入ってしまい、それが長期化することで、筋肉の強張りを生じさせてしまいます。

ふくらはぎを柔らかく保つ方法
日常の中で気をつけること
  • 踵の高い靴は常用しないようにしましょう

ハイヒールは、ふくらはぎの筋肉が短縮するだけでなく、安定して立つためのバランスも必要になるので、ふくらはぎが過剰に活動します。

時々使用するなら問題はありませんが、常用は避けた方が良いでしょう。

  • 立ち仕事など立つ時間が長い方は、一日に何度かふくらはぎのストレッチをするようにしましょう。

立っている時は、ふくらはぎの筋肉は常に活動しています。

一日のうちで立つ時間が長い方は、意識的にふくらはぎのストレッチをして、筋肉の張りが強くならないようにしましょう。

ストレッチは一度にまとめてするよりも、一日に数回行ったほうが効果的です。

  • 普段の立位姿勢を見直してみましょう。

綺麗な姿勢で立つことは、体の各筋肉の負担を最小限にします。

足の裏全体で体重を支えるイメージで、立つように心掛けましょう。

腰が反り過ぎていたり、頭を前に突き出していないかなど、自分の立ち姿勢を鏡で見て確認する習慣を持ちましょう。

 

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